
家具家電付きの賃貸物件とは?メリット・デメリットを解説

初めて引っ越しをする場合は、家具家電を一式そろえるために、高額な初期費用が必要です。
初期費用を抑えたい場合の選択肢のひとつとして、家具家電付きの賃貸物件を検討できます。
そこで今回は、家具家電付きの賃貸物件とはどんな物件なのか、メリット・デメリットを併せて解説します。
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家具家電付きの賃貸物件とは?

多くの賃貸物件は、物がほとんどない状態で貸し出されており、家具家電は入居者が自分でそろえることが一般的です。
しかし、なかには、家具家電付きの賃貸物件も存在します。
ここでは、家具家電付きの賃貸物件とはどのような物件なのか、向いている方と向いていない方について解説します。
家具家電付きの賃貸物件の基本情報
家具家電付きの賃貸物件とは、生活必需品である家具や家電が備え付けられた物件を指します。
家具家電の備え付け例は、以下のとおりです。
●ベッド
●テーブル
●カーテン
●洗濯機
●冷蔵庫
最低限の家具家電を揃えるだけでも、一般的に10万円から15万円程度の費用がかかります。
家具家電付きの物件を選べば、初期費用を抑え、引っ越し時の出費を減らせます。
家具家電付きの賃貸物件が向いている方
家具家電付きの賃貸物件が向いているのは、以下のような事情で短期的に住む方です。
●転勤で一時的に住む
●出張が多くあまり家にいない
●実家に戻る予定がある学生
●インテリアにこだわりがない
短期間だけ住む方は、家具家電を持たないと、引っ越し時の負担を軽減できるメリットがあります。
家具家電付きの賃貸物件が向いていない方
家具家電付きの賃貸物件は一見お得なように見えますが、以下のような方には向いていない可能性があります。
●2年以上住む予定がある
●一人暮らしを続ける予定がある
●インテリアにこだわりがある
●中古品に抵抗がある
長期間住む予定がある場合、家具家電付きの物件で家賃に上乗せされた費用が購入費用を上回る可能性があります。
また、家具家電にこだわりがある場合、備え付けの不要なものを撤去できないため、家具家電付き物件はおすすめできません。
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家具家電付き賃貸物件のメリット

家具家電付き賃貸物件には、費用面や便利さの面でさまざまなメリットがあります。
ここでは、メリットを5つ解説します。
メリット①初期費用が抑えられる
今まで実家暮らしだった方や単身赴任を始める方などは、引っ越しの際に家具家電を一式揃える必要があります。
引っ越しには敷金・礼金や引っ越し業者の費用などさまざまな費用がかかりますが、そこに家具家電の購入費用が加わると大きな負担になることがあります。
そのため、家具家電付きの賃貸物件を選べば、引っ越し費用の負担を大きく軽減できるでしょう。
家具家電の購入費用を新生活に必要な他の出費に回すことができるでしょう。
メリット②入居日当日から生活ができる
通常、引っ越し当日は荷解きや家電のセッティングに追われることが多いです。
また、引っ越し後に部屋に合った家具家電を選ぶ場合は、購入から配送まで待つ必要があります。
一方、家具家電付きの賃貸物件なら、初めから備え付けられているものを引っ越し当日から使用できます。
入居日から不自由なく生活でき、引っ越しのストレスを軽減できる点が家具家電付き賃貸物件の大きなメリットです。
メリット③お得に生活できる
単身赴任など限られた期間だけ賃貸物件に住む場合、家具家電付きの物件を選ぶとお得に過ごせる可能性があります。
入居時は荷物が少なく済むため、引っ越し費用を削減できます。
家具家電付きの賃貸物件の家賃は割高ですが、短期間の居住では購入費用より安く済むことが多いです。
メリット④退去時が楽
家具家電付き賃貸物件に住むと、退去時の負担が軽減される点がメリットです。
家具家電は引っ越し先で使用できない場合もあります。
不要になった家具家電を処分する際は、分別や家電リサイクル法に従う必要があり、手間がかかることがあります。
その点、家具家電付き賃貸物件に住めば、退去時は身の回りの物をまとめるだけで済み、手軽です。
メリット⑤処分費用がかからない
家具家電付きの賃貸物件に住むと、引っ越し時や不要になった場合の処分費用がかからない点がメリットです。
家具を粗大ごみとして捨てる場合は、1つあたり数百~数千円の費用がかかります。
また、家電リサイクル法に基づき家電を適切に処理するためにも費用が必要です。
たとえば、冷蔵庫の場合は3,000~4,000円程度の処分費用がかかります。
引っ越しのたびに家具家電を買い替えると、処分費用だけでも大きな出費となるため、その分の費用を節約できる点は家具家電付き賃貸のメリットです。
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家具家電付き賃貸物件のデメリット

便利な点が多い家具家電付き賃貸物件ですが、デメリットも存在するため、よく検討してから入居を決めることが大切です。
ここでは、家具家電付きの賃貸物件のデメリットを5つ解説します。
デメリット①自分好みのインテリアにできない
家具が備え付けられている物件では、室内を自分好みにできない点がデメリットです。
短期的に住む賃貸物件であっても、室内をくつろげるように自分好みに整えたいと考える方もいます。
しかし、すでに備え付けられている家具のデザインが好みと合わない可能性があります。
気に入らないデザインの家具があっても勝手に処分できないため、ストレスになる場合もあるでしょう。
デメリット②家電の性能を選べない
インテリアのデザインと同様に、家電の性能にこだわる方もいるかもしれません。
料理が趣味であっても、冷蔵庫が小さすぎて食材が入らないなど、不便を感じることがあります。
家電のグレードには幅があり、こだわりたい家電の種類は人それぞれ異なります。
賃貸物件でハイグレードの家電が備え付けられているケースは少ないため、家電にこだわる方にとっては不便に感じることがあるでしょう。
デメリット③他人の使用感がある
入居時には家具家電を含め、室内が清潔に整えられているものの、他人の使用感が残る点はデメリットです。
ソファやベッドは長期間使用すると、へたりが生じます。
中古品が室内に1つ程度であれば気にならない一方、すべての家具家電が他人の使用品だと落ち着かないと感じる方もいます。
他人の使用感が気になる場合は、自分で家具家電をそろえたほうが落ち着いて暮らせるかもしれません。
デメリット④故障のリスクがある
長年使用されている家具家電は、故障するリスクがあります。
家具家電付きの賃貸物件では、万が一の故障に備えて、事前に契約内容を確認することが大切です。
製品の寿命による故障の場合は、家主が交換するのが一般的です。
しかし、使用方法による故障とみなされ、修理費を請求される可能性もあるため、注意するようにしましょう。
デメリット⑤高くつく場合もある
家具家電付きの賃貸物件は、物品の使用料が家賃に上乗せされており、相場より2~3割程度高い設定であることが一般的です。
長期間住む場合は、家具家電を購入するより家賃のほうが割高になる可能性があります。
短期で住む予定が、転勤の延長などで予想外に長期になると、家賃の負担が大きくなる可能性もあります。
一見お得に見える家具家電付き賃貸物件ですが、自分の状況に合っているかどうかをよく見極めることが大切です。
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まとめ
家具家電付きの賃貸物件とは、生活必需品となる家具や家電が備わった物件のことです。
引っ越しの初期費用が抑えられ、入居日当日から生活を始められる点は、家具家電付き賃貸物件のメリットです。
一方で、自分好みのインテリアや家電を選べない点や、故障のリスクがある点などのデメリットもあるため、入居は慎重に検討しましょう。
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