20畳のリビングの広さは何坪?メリットやデメリットをご紹介

住宅の広さは、住み心地の良さや生活の質に大きな影響を与えます。
リビングは家族が集まる空間でもあるため、その広さがどの程度なのかは重要なポイントです。
そこで今回は、20畳のリビングの広さは何坪なのか、20畳のリビングがある住宅のメリットやデメリットについてご紹介しますので、ぜひ今後の参考になさってください。
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20畳のリビングの広さは何坪なのか

「畳」とは、日本で用いられている広さを表す単位であり、字のとおり畳1枚分の面積を表します。
日本全国の幅広いエリアで用いられている畳ですが、実は地域によって畳1枚の大きさが異なる点に注意が必要です。
畳には、どのような地域で用いられているかによって、中京間、江戸間、京間、六一間、団地間といった種類があります。
それぞれの種類によって1枚あたりの大きさが異なりますが、賃貸物件で用いられることが多いのは団地間です。
中京間
中京間は、愛知県、岐阜県、三重県など東海地方を中心に用いられている畳のサイズです。
1畳あたりのサイズは182cm×91cmで、20畳では約33.12㎡の広さになります。
この中京間の20畳の広さを坪数に換算すると、10.02坪です。
江戸間
江戸間は、本州の主に関東地方で用いられている畳のサイズです。
江戸間は1畳あたり176cm×88cmの広さで、20畳は30.98㎡になります。
江戸間の20畳を坪数に換算すると9.37坪であり、中京間と比べるとやや狭いです。
京間
京間は本間とも呼ばれ、主に関西、四国、中国、九州など西日本の一部地域で用いられている畳のサイズです。
1畳あたりの広さは191cm×95.5cmで、20畳では36.48㎡の広さになります。
京間の20畳を坪数に換算すると11.03坪であり、畳の種類のなかでもとくに広いです。
六一間
六一間は、広島県や山口県など中国地方の一部で用いられている畳のサイズです。
1畳の広さは185cm×92.5cmで、20畳では34.22㎡になります。
六一間の20畳の広さは約10.35坪であり、中京間と比べるとやや広いです。
団地間
団地間は、地域を問わず賃貸物件などの共同住宅でよく用いられている畳のサイズです。
1畳あたりのサイズは170cm×85cmと小さく、20畳でも28.90㎡であり、30㎡を下回ります。
団地間の20畳を坪数に換算すると8.74坪で、他の畳の種類と比べると狭い印象です。
しかし、20畳のリビングは基本的に広く、さまざまな使い方ができる空間です。
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20畳の広さのリビングが持つメリット

20畳の広さのリビングは広く、さまざまな活用方法が考えられます。
そのメリットを知っていれば、20畳のリビングを利用して生活するイメージがわくでしょう。
大型の家具を設置しやすい
20畳の広さのリビングのメリットは、ソファなど大型の家具を設置しやすいことが挙げられます。
リビングの広さによっては、大型家具の搬入が難しく、1台設置するだけで圧迫感が生じます。
20畳のリビングであれば、複数の家具を設置しインテリアコーディネートが可能です。
ソファを2台向かい合わせに配置し、家族の団らんの場をつくることもできます。
模様替えもしやすく、そのときの気分に応じたコーディネートを楽しむことができるでしょう。
また、開放感があり、部屋全体が明るくなるのもメリットの一つです。
ホームパーティーしやすい
友人や知人を招待するのが好きな方にとって、ホームパーティーを開きやすいのもメリットと言えるでしょう。
大人1人が食事をするためには、幅70cm、奥行50cmのスペースが必要とされています。
20畳のリビングには、10人以上の大人がくつろげるスペースがあり、大規模なホームパーティーが可能です。
コンセプトに応じて観葉植物や水槽を設置するなど、おしゃれなインテリアでのおもてなしすることもできます。
個人のパーソナルエリアを確保しやすい
20畳のリビングのメリットは、家族一人ひとりのパーソナルエリアを確保しやすいことです。
人によって適切な距離の取り方は異なり、狭いリビングではパーソナルエリアの確保が難しく、その場に留まるのをためらうこともあります。
20畳のリビングであれば、家族が集まっていてもそれぞれのパーソナルエリアを確保でき、自分の作業に集中できるメリットがあります。
また、パーティションの位置を工夫すれば、仕事や勉強のスペースとしても活用することができるでしょう。
子どもが思春期であれば、つかず離れずの関係を維持できる空間としても有用です。
ヨガなどスペースを必要とする趣味や習い事の練習空間としても利用することが可能です。
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20畳の広さがあるリビングのデメリット

20畳の広さがあるとメリットが大きいように思えますが、デメリットも存在します。
一般的に、リビングなど部屋が広い住宅は、管理するのが難しいです。
広すぎてうまく活用できないことも考えられるため、家族とそのリビングでどのように生活したいのかを話し合いながら、物件を選択する必要があるでしょう。
レイアウトが難しい
20畳のリビングのデメリットは、バランスの良いレイアウトが難しいことです。
室内が広いため、家具を詰め込みすぎたり、逆に見栄えよく配置するのが難しいほど家具が少なかったりする可能性があります。
バランスの良い配置ができないと、ごちゃごちゃした印象や寂しい印象を与えるため注意が必要です。
家具の配置によっては、キッチンからの動線が妨げられ、日常の家事や生活の利便性が低下することもあります。
移動距離が長くなりがちなため、狭いスペースで手早く家事をこなしたい方には向かない可能性があります。
エアコンの効きが悪い
20畳のリビングのデメリットは、エアコンの効きが悪くなることです。
一般的に、広い部屋ほど温度を一定に保つために高いパワーが必要です。
そのため冷暖房効率が低下し、空調管理にかかる電気代が高くなる可能性があります。
部屋の形状によってはエアコン1台では足りず、2台以上設置が必要になる場合もあります。
効率を上げるには20畳以上の部屋に適した高出力のエアコンを購入する必要がありますが、本体価格は高額です。
また、エアコンだけでなく照明も1つでは全体を照らせない場合があります。
メインの照明に加え補助照明を設置し、複数の間接照明を置くこともあるでしょう。
照明の数が増えるほど電気代がかかるため、注意が必要です。
掃除が大変になる
20畳のリビングのデメリットは、部屋が広いため掃除が大変になることです。
部屋が広いと、何も置いていない状態でも拭き掃除に時間がかかります。
リビングとして使用している部屋には、ソファやテーブル、テレビとテレビ台など、さまざまな家具が置かれています。
そのため、すべての部分を掃除するのに長い時間と手間がかかる可能性があるでしょう。
さらに、大型の家具が設置されている場合、1人で動かせないこともデメリットです。
掃除のたびに2人以上の人員が必要となり、頻繁な管理が難しくなる可能性があります。
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まとめ
20畳のリビングが何坪になるかについては、採用されている畳のサイズによって異なります。
20畳の広さがあれば、さまざまなレイアウトを楽しめて、リビングにいる全員がくつろぐことも可能です。
ただし、広い分管理の手間がかかるため、家電の利用や掃除の面で注意が必要になるでしょう。
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